2007年06月01日

Ce soir ou jamais/ANNICK GOUTAL

カテゴリを作ったはいいですが、香水の記事って書きにくいです。


香りに対する感性や思い入れって人それぞれで強いものだから、
そんなに香水に詳しくない私は
トンチンカンなこと言いそうで怖いというか申し訳ないと言いますか。
今までも不快にさせてしまっていたら申し訳ないです。


とか言いながらカテゴリを作っているこの矛盾!


私は例え感じ方や好みが違っても、人の香りに関するエピソードを聞きたいなと思うし、
おもしろいな〜と思うタイプです。
同時に、自分の思いも語りたがりなんでしょうね・・・うざいなたらーっ(汗)
自信を持って語れるような感性ではないんですけど、
「へえーあんたはこの香りでそんなこと考えるんだね」なんて、そんな風に受け止めて下さると幸いです。

相変わらず知ったかぶり&独りよがりな記事なんですけど、
笑って許せる方だけどうぞ〜。



ボトルの写真がどこかにいってしまったので白薔薇写真で誤魔化す・・・けど見つけたらアップしますね。

「Ce soir ou jamais」 ANNICK GOUTAL 1999年発売


香りの組成は、公式サイトによると
ローズ−ジャスミン−アンブレット(麝香に似た香りの洋梨の一種だそうです)

「シャンパンのような香り」、「白ワインのような香り」、
あるいは「蜂蜜梅酒の香り」などとネットショップで紹介されています。


ローズを中心にして甘くまろやかな香りに変化していき、
とても女性らしい香りだと思いました。
その中にもスパイシーだったり酸っぱい感じだったり、
何だか色々な香りを感じるときがあるのですが・・・(うーむ)
体調や気候によって、香り立ちが変わるのかもしれません。
私の場合、酸味が強く出るとキツくなってしまい、
安定して香らせるのが難しくて使いこなせていません。
でも、うまく香らせると
薔薇の香りの中に蜂蜜のような、果物の蜜のようなフレッシュで甘い香りが絡み合ってきて、
とても幸せな気分になります。


色のイメージで言うと白かシャンパンカラーです。
液体の色自体も淡い黄金色で、シャンパンみたいぴかぴか(新しい)




「Ce soir ou jamais」という名前ですが、
「今宵限り」とか「今夜を逃してはもう無い」とか何かそういう意味らしいです。


最初に意味を知ったときは、
今日こそ意中の彼を落とすわよ的なセクシーなネーミングだと思ったのですが(お下品ですみませんあせあせ(飛び散る汗)
この香りがアニック・グタール氏最後の調香だと知ってからは、
ちょっとだけ認識が変わってきました。


アニック・グタール氏はCe soir ou jamaisの発売と同じ年の1999年に亡くなり、
今現在はアニック氏の娘であるカミーユ氏が事業を引き継いでいて、
Ce soir ou jamais以降の新作はカミーユ氏の調香だそうです。


詳しいことはしりませんが、
Ce soir ou jamaisの調香をしたとき、
彼女は既に自分の死期を悟っていたのではないでしょうか。



「今宵限り」



今夜を逃したら、次はもうないのかもしれない。
だから、「愛している」と伝えよう。


それは恋愛だけに限られた話ではなくて、
家族、友人、そして見知らぬ誰か、
出逢えた誰か、出逢えなかった誰かに。



一生懸命、その時を生き、愛するということ。



Ce soir ou jamaisの意味は、
もしかしてこういうことなのかな・・・?と、
そんな気がしてならないのです。







人間というのは単純なもので、
「なんかセクシーな名前」と解釈していたときは色っぽい香り〜と思っていた癖に、
認識が変わると、優しくて広い愛に溢れた香りに思えてきました。
(うざいくらい単純だな)


いや、でも、やっぱり薔薇と甘さが混じってくるミドル以降は、
セクシーな香り?と思ったりもするんですけど。
「美しい、愛のある香り」という認識は最初から今でも変わっていません。





後悔していることがいっぱいあります。
余裕がなくてイライラした毎日を送ったことも、
投げやりで適当に過ごしたこともあります。


自分が優しい気持ちになれさえすれば、
周りにはたくさんの愛すべきものが溢れていることに気が付くことが出来るのに。


この香りは、私を優しい気持ちにしてくれます。
精一杯生きて、たくさんのものを愛していきたいです。




こんなところまで読んで下さったあなたを、
まずは愛しています。

(  逃  げ  て  !)



感じ方はそれぞれなのに、押しつけがましくてすみませぬ。
posted by ル ブルー at 00:00| Comment(8) | TrackBack(0) | 香水エトセトラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは!

こんなステキな記事に私がコメントするのもどうかと思うのですが、とても感動したので[ハートいっぱい]

この香り、本当に気になっていてやっと買ってつけていますが、何となく香りに負けるというか気恥ずかしさがあります。


私もセクシィな意味ではなく、もっと広い意味での愛のようなものを感じるので、特別な日に自然とこの香りを選んでいましたよ・・・。

この香りの良さを素晴らしい感性で教えてくれたル ブルーさんを愛しています[どきどき]




Posted by C姐 at 2007年06月07日 15:16
こんばんは。
どちらの意味でもすてきですよ。
香水の名前って
本当に深い意味のものが多くて
それを味わうのもまた愉しみですよね。

片田舎に住んでいる私の近くには
このお店がなくて残念なのですが、
読んでみて江戸(?)に出たときは。
ぜひ試してみたいと思いましたよ。

話はそれますが、
ル ブルーさんのブログは
おもしろーいのと繊細なのと
かざらないのが
うまくまじっていて
こういうところがスキです☆
Posted by 花和 at 2007年06月09日 20:41
ル ブルーさん、こんにちは!

ル ブルーさんの繊細な感性と表現力が炸裂する香水にまつわる文章、
ファンにはたまらんです[ハート]←またもうすみません・・[汗(大)]
香水って、人に色んな感情を喚起させるものですし、
それが人それぞれに違うので、
そこがまた面白かったりしますよね。
きっと、創った方もそう思っているはず・・(^-^*

アニックのことはあまり詳しくないのですが、
フランス人ですものね、
愛といっても私たち日本人の感覚とはまた少し違うのかも・・。
”博愛”の愛も、”情愛”の愛も、
全部ひっくるめて愛、なのかもしれませんね・・。
そう考えると、セクスィな一面があるのも頷けるような。。

などと色々言いつつ、その香り自体をよく知らない私です[汗(小)]
今度ル ブルー色のCe soir ou jamais、
嗅がせて頂きたいものです・・!←キモさ炸裂(笑
Posted by じたこ at 2007年06月10日 22:48
C姐さん、こんにちは!

何だかアニック好きの方に怒られそうだな・・・とビクビクしながら書いたので、
他ならぬ愛用者のC姐さんにそう言って頂けるとほっとしました。
もったいないお言葉を頂いてしまって、ありがとうございます。

こういうものの名前が与える力や印象って不思議ですよね。
私は単純なのでそれに左右されてしまうんですけど、
C姐さんは解釈が色々でも変わることなく最初から同じ印象なんですね。
そういう香りの楽しみ方をしてみたいです・・・!
Posted by ル ブルー→C姐さんへ at 2007年06月11日 09:48
花和さん、こんにちは!

量り売りなどでもあるようですので、
もし見かけたら是非試してみて下さい。
私、アニックグタールの香水が大好きなんですよ〜。

お恥ずかしながら、「愉しむ」どころか、
もの凄くネーミングに左右された香水選びをしていて、
一時期名前買いばかりしていました・・・(オイオイ)
まったくもって粋じゃないですねえ。

ブログには出来る限り脳天気なことしか書かない様にしているのですが、
他ならぬ花和さんにそういう風に解釈して頂けて恐縮です。
ありがとうございます・・・!
Posted by ル ブルー→花和さんへ at 2007年06月11日 09:54
じたこさん、こんにちは!

わああああファンだなんてもったいない!
私の方がじたこさんファンです[ハートいっぱい]←キモッ

アニックは好きですが、
ブランドの歴史や調香師さん自体のことに関してそう知っているわけではないので、
まったくの想像でお恥ずかしいのですが・・・
じたこさんのようにお国柄から考える発想は私にはありませんでした[汗(小)]
素敵!

今度お持ちするのでぜひぜひ試して下さい♪
じたこさんの感想も聞いてみたいです。
実家から取ってきますよー![急ぐ]
Posted by ル ブルー→じたこさんへ at 2007年06月11日 09:58
ル ブルーさん、こんにちは。
わーい、久々の香水記事ですね!

…読んで、ウッと涙が出てしまいました。
何てドラマチックな一品なのでしょう。
アニック・グタールさんと言う方に関して
何も知らなかったので今少し調べたのですが、
この方、53歳と言う若さでお亡くなりになったのですね。
ピアニストでモデルで化学者で調香師…
華やかな経歴ですが、とても繊細な方だったのでしょうね。
娘カミーユさんのために作ったオーデカミーユのように、
これもまた娘さんへのメッセージなのかもしれないな、と、
ル ブルーさんのお話を読んでいて感じました。
Posted by 眞子 at 2007年06月12日 14:29
眞子さん、こんにちは!

体調は大丈夫でしょうか?ブログ拝見して心配していたんですよー。
そんなときに見て下さってコメントしてくださるなんて、
ありがとうございます・・・!

いつも香水記事にあたたかなコメントやトラックバックを頂いて、
本当にに励みになります。
勘違いも甚だしい記事ですが、そう言って頂けると嬉しいです。

おおー華やかな経歴なのですね!
アニックグタール氏はとても家族思いの、
繊細で美しい感性の持ち主だったのだろうなと想像しています(^^)
Posted by ル ブルー→眞子さんへ at 2007年06月13日 10:57
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