2007年04月03日

何かを耐えるとき、握りしめた拳についた赤黒い爪の痕。
どんなに強く握りしめて、
肉に食い込んで傷ついても、

いつかはその傷は薄くなる、

のだろうか。



数年前、一度手放した香水をまた買ってしまいました。



手放した理由というのが、
香りにまつわる思い出のせいなのです。







秋田にふらっと一人旅したとき、
私はその香水をつけていました。

飛行機で行ったのですが、
秋田空港上空付近に突然雪雲が発生した影響で空港に着陸できなくなりまして。

「しばらく旋回して、晴れなければ羽田空港に引き返します」

なんていうアナウンス。


えーえーえーせっかく手前まで来ているのにー!?
と思いましたが、こればっかりは仕方ない。



この「旋回」というのが実にイヤ〜な動きでして・・・・


酔う乗客が続出。
CAさんがバタバタ走り回っているではありませんか。

かく言う私も気分が・・・・・(´へ`;)
自分の香りですらキモチワルイ・・・

無理矢理上を向いて微笑を浮かべて耐えましたよ(キモーーー)。









結局1時間近く旋回していたような気がしますが、
もっと短かったかもしれません。
そのあと、無事秋田空港に着陸できました。

あたりは一面の銀世界。
どうやら相当に大雪だった模様。
まだまだ雪は降り続いていました。
そのころ、私はもうフラフラ。
どうやって旅館についたか覚えておりませぬ・・・。



その旅行のあとも、
その香りを付けるたびにあの飛行機での感覚を思い出してしまいました。

その「旋回」の思い出と共にその香水はお蔵入り。
姉に譲ってしまいました。









結局半分も付けられなかったあの香り、
何だか今更になって気になってきて、
今回、買い戻す形になりました。


もう、付けてもあのときのことを思い出すこともありませんでした。


時間の流れは、過去を洗い流してくれるのね・・・













思わせぶりにキモイ文章で始まっておきつつ、

どうなのこの色気のないエピソード


今気が付いたけど、
切ない思い出が付着した香りを一個も持ってない。
posted by ル ブルー at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 香水エトセトラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
研究室で爆笑してしまいました!!
先生にヘンな目で見られましたよ。笑

香りってホントに思い出と直結してますよね・・・。
私の今の香りはおそらく「犬」!
犬っぽい匂い(獣臭?)を感じたら、
私が近くにいるかもしれません。(キモ)
Posted by amavel at 2007年04月08日 00:51
amavelさん、こんにちは!

研究室でこんなものを見てはいけませんよ・・・(笑)
ありがとうございます・・・!

犬っぽいかおり[犬]
犬好きの浦安の民が惚れちゃいそうです。
私は最近、
「洗ってない犬みたいな髪の毛をしている」
とよく言われますので、
是非犬コンビを組んで下さい。
(逃  げ  て!)
Posted by ル ブルー→amavelさんへ at 2007年04月09日 09:38

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